令和2年度事業報告及び収支決算書
令和2年度事業報告(令和3年4月1日〜令和2年3月31日)
1.公益事業
(1)学生に対するキャリア教育・就職支援事業
- ①感染症による困窮学生支援を目的に長崎大学基金に300万円の寄附を実施。(6月)
- ②コロナ禍の学生支援を目的に「芙蓉寮」家賃を下げ、12部屋 満室の入居となった。
- ③就職環境が厳しい中、就活学生のOB訪問依頼が増え、斡旋件数は25件となった。
- ④感染症の影響により、経済学部キャリアデザイン(実学セミナー)、「金融市場体験学習」及び「学生とOBの交流会(若手の会)」の開催は中止となった。
(2)国際化に対応した人材育成支援事業
- ①感染症の影響により、英語ボランティアガイド育成講座の開催はできなかった。
- ②感染症の影響により、短期留学のための費用徴収と海外送金の業務は生じなかった。
(3)アジアに関する研究・調査支援事業
経済学部教員が行うアジアに関する研究・調査に対し、継続して費用支援を実施した。
(4)地域活性化・文化振興の支援事業
- ①感染症の影響により、地域活性化や文化振興事業を目的とした講演会・イベントの開催はできなかった。
- ②外国人の入国制限のためインバウンド需要がない中、現地でのリアルなNagasaki Walks活動はストップせざるを得なかった。
- ③Nagasaki Walksオンラインツアーを立ち上げて、従来の英語ボランティアガイドの一人にオンラインツアーとしてのガイドを習得してもらった。その結果、トライアルツアー及び第1回目のオンラインツアーが開催できた。
- ④長崎市の補助金を活用し、Nagasaki Walksにおいて英文Facebookを立ち上げた。訪日旅行ができるようになった際に、ゲストに長崎を選んでもらえるよう長崎の観光情報等を継続して世界に発信し続けた。
(5)情報提供事業
- ①瓊林会HPをイベントやニュースに合わせてスピーディに更新してきた。併せてHPにリンクしたメルマガを毎月末継続的に発信し、会員への早期情報提供に努めた。
- ②会報誌「瓊林」(年2回発行)に昨年設けた「学生時代の思い出」コーナーは会員に好評となってきた。今後も更に喜ばれる会報誌づくりに努力していく。
2.同窓会関係事業
- ①本部より各支部に対して正会員の維持増強を目的として会員対策費を支給した。(7月)
- ②感染症の影響により、会員が集合しての支部総会は各地いずれでも開催できなかった。
- ③同様に「若手の会」や女性による同窓会も開催できなかった。
3.その他施策
- ①英文Facebookを立ち上げ、1年を通して長崎の観光地や観光施設、イベントまた長崎の自然や季節の名物及び長崎での感染症対策等を継続して情報発信した。一方、インバウンド旅行業者との連携実現を図るため長崎市観光部やコンベンション協会(DMO)、地元NPO法人等との積極的な意見交換を重ねた。
- ②オンラインツアー企画に合わせて、Nagasaki Walks HPの見直しを実施した。また外国人から見て解りやすい長崎市の英文地図を作成してHPに掲載した。
以上