事務局からのお知らせ

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平成22年度 理事会、通常総会ご報告(2010.6.5)

 
1 理事会
 
 平成22年6月5日(土)大阪市港区弁天「ホテル大阪ベイタワー」において、平成22年度社団法人瓊林会理事会が開催された。
 宮脇会長の議長の下に、議案審議が行われ、第1号議案から第5号議案については満場異議なく承認された。
 続いて、 第6号議案 新公益法人への移行にかかる件について審議が行われた。
 第6号議案は、事務局が一般社団法人への移行を議案として提案したが、承認を得られず、今後理事会の理事数名により、プロジェクトチームを立ち上げ、瓊林会の進むべき方向、新公益法人の形態(一般社団法人か公益社団法人か)等を検討することとなった。なお、時間的制約もあるので事務局はこの協議には参加せず、一般社団法人に係る事務手続きを継続するということになった。
 
<主な質疑、意見>
・ 瓊林会の今まで100年にわたり果たしてきた役割を踏まえつつ、今後の瓊林会をどのように方向付けるか、これが一番大事な点である。提案された内容は、一般社団法人ということであるが、50%以上の事業というハードルはあるかもしれないが、同窓会活動のみでなく公益事業についても検討した方がいい。時間的制約はあるかもしれないが、もう少し各支部で議論した方がいいのではないか。
 
・ 瓊林会活動が世に浸透しつつあると若手が胸を張って、瓊林会へ行ってみようとするためには、もっと瓊林会活動を活性化しなければならない。そのためにはリタイア世代の人が持っているノウハウと人脈を活用しななければならない。東京は幸いにしてそういう活動を頻繁にやっていて、今懸案になっている会館の利用も今後公益で考えられ、東京支部は公益事業をやる土台が十分に考えられる。そういう風に未来の瓊林会を作るには、公益を中心としたものにしなければならない。
 
・ テーマを絞って、疑問に思っているいろんな問題点を出し合って、事務局がするのか、NPOを完成した人を入れてやる方がいいのか、いずれにしても一度検討した方がいい。瓊林会がこれまで蓄積してきた財産を一挙に吐き出すことは、瓊林会の体質を弱めるということになる。支部等が抱える問題点も一度全部持ち上げて、やむを得ないなというところまで十分議論をした方がいい。そのために必要であれば、プロジェクトを立ち上げてやる方法等もあるかもしれない。
 
・(事務局)
  事務局としては、23年度中に新公益法人の認可申請を行うという時間的制約の中でこの仕事を行っている。ここで、事務局が提案している一般社団法人でいくという議案が承認されなければ、次の理事会まで結論が延びることとなる。そうすると、認可申請までに行わなければならない様々な事務が全部ストップする。例えば、新定款案の作成、公益目的支出計画の作成、同行政庁との事前協議、入会手続き・新会費案の検討、新支部案の検討、新役員案の検討等、これらはすべて来年の通常総会前に全国支部長会議等でご意見を賜り、十分に内容を詰めなければならない。これらの事務をいつから始めるのか、そうしたタイムスケジュールもよくお考えの上、ご検討をお願いしたい。現在県に上がっている申請件数は3件程度であり、23年度以降に申請が集中することになりそうである。
 
・ 今年2月に福岡で行われた全国支部長会議でこの話が出た時、全く寝耳に水の話であった。会議の終わり頃には大分理解できたが、やはりこういう会議は後1~2回はしないと、理解は深まらないのではないか。
 
・ 事務局を追い込むつもりは全くない。(公益社団法人を)調べて提案して早く案づくりをしたい。期限切れに出しても駄目なので、23年度中に申請は絶対に出しておかなければならないと思う。来年6月の通常総会を前提にすると、残り上期でも数カ月を残している。今から案を検討し、行政庁との協議を経て、案が決まれば、来年の通常総会に大手を振ってベストの案を出すことができる。今から公益社団法人についてもチームを作って検討するように指示してほしい。
 
・ 時間がなくて、みんな意見を言いっぱなしではいけないので、スケジュールがあるわけだから臨時総会をやるにしても、それまでに理事会をどうするのかとか、プロジェクトのメンバーを誰がどうするのかとか、ある程度決めてかからないと事務局は大変だと思う。
 
・(会長)
このスケジュールで次のステップをどうするかということであるが、今一般で進めているので、無駄になるかもしれないが一般はこのまま事務局で進めることとして、今後は公益も含めて並行して検討することではどうか。事務局長は、従来の仕事に加えてこの重たい仕事が飛び込んできているので、傍から見ていても大変だと思う。早くやって早く結論を出すことが大切である。プロジェクトを立ち上げるということであるが、どういうメンバーがいいのか。
 
・ 東京2人、大阪2人、長崎2人、名古屋1人程度でどうか。
 
・ 公益か一般かを議論することも大切であるが、その前にこれからの瓊林会はどうあるべきか、あるべき姿を取り上げて検討し、それをもとに第三者の外部委員に一般がいいのか、公益がいいのか客観的に判断してもらうことがいいのではないか。
 
・  外部の意見もいいが、ソフトの部分は内部で決めなければならない。
 
・ 以上により、事務局においては一般社団法人の事務を進めることとし、それと並行して、別途プロジェクトチームを立ち上げて、瓊林会の将来の方向、一般か公益化の検討を行うこととなった。
(後刻、東京支部から、プロジェクトの立ち上げについては東京支部で取り扱わしてほしいとの申し入れがあった。)
 
 
2 通常総会
 
 理事会に引き続き、同ホテルで社団法人瓊林会通常総会が行われた。開会に当たって宮脇会長から次のとおり挨拶が行われた。
『 本年の明るい話題として、経済学部21回卒の中村法道氏が県知事選に見事当選された。瓊林会あげての応援で、中村氏の人柄もあり、他候補に大差をつけての当選だった。瓊林会始まって以来の知事当選で、今後の活躍が期待されところであり、瓊林会としても支援してまいりたい。
 新公益法人移行の問題については、先程理事会において、熱心なご討議により、貴重なご意見を賜った。今後さらにご議論を頂くことになろうかと思う。
 本年度から、瓊林会活性化チームにより提言があった事業の中から、瓊林会の新事業として「実学セミナー」がスタートする。この事業は経済学部の正式の講義という形で、瓊林会のOBが社会で得た知識や経験を学生に話をするというもので、講師の方には大変ご苦労であるけれどもよろしくお願いしたい。
 その他の事業としては、全国各地域での若手の会の開催、卒後25周年、30周年記念同窓会等の支援事業等を計画している。現在経済学部では、400名を超える学生が卒業しているので、お互いをよく知らないといわれており、こういう機会を通じて瓊林会が活性化していけばいいと思う。』
 
 来賓の紹介の後、宮脇会長の議長のもとに、次のとおり議案審議が行われた。
 第1号議案 平成21年度事業報告及び収支決算書承認の件
 第2号議案 平成21年度芙蓉寮収益事業特別会計決算承認の件
 第3号議案 平成22年度事業計画(案)及び収支予算(案)承認の件
 第4号議案 平成22年度芙蓉寮収益事業特別会計予算(案)承認の件
 
 宮脇会長のスムースな議事運営により、各議案とも満場異議なく承認された。
 
その後第5号議案として、役員改選案が提案され、森 勇理事(学5)の退任と、井上邦彦理事(学14)、田淵好隆理事(学27)の新たな選任が承認された。
 
 第6号議案 新公益法人への移行にかかる件については、宮脇会長から、次のとおり説明があった。
『 先程理事会において、事務局が提案した「一般社団法人への移行」について、「瓊林会の今後のあり方についての検討、あるいは公益法人という道もあるのではないか」等種々の意見が出され、意見をまとめることができなかった。結論から言うと、当面、一般社団法人と公益社団法人の二本立てで検討を進め、その上でどちらかに方針をまとめることとしたい。今までどおり同窓会活動を続けるのであれば、一般社団法人がいいと思うが、いずれにしても早期に結論を出したいと思う。』
 
 次に報告事項として、実学セミナーの詳細について、小野専務から説明が行われた。
 議事終了後、福地名誉会長、東條経済学部長から祝辞が述べられ、通常総会は閉会した。
 
 閉会後は、懇親会が盛大に行われ、会場はにぎやかな社交場と化し、会員の交流が深められた。アトラクションとして大阪の芸人「桂 文福」一座が会場一杯に笑いを提供し、興奮冷めやらぬひと時が過ぎた。最後に出席者全員大きな輪を作り、「暁淡く」の大合唱で懇親会は終了した。
 

公開日:2010-11-09

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平成21年度 全国支部長会議(2010.2.27)

 
 平成22年2月27日に全国支部長会議が開催された。現行の社団法人瓊林会が制度改正により新たな公益法人へ移行するということもあり、各支部の関心は高く、23支部33人の出席を見た。
 論議を呼んだのは、事務局がたたき台として示した瓊林会の会員資格である。従来の卒業生はすべて会員であったが、新しい法律の制定で、会費を納めた者だけが会員となるという考え方から、事務局案として正会員と準会員を新たに設けることとしたところ、各支部から、同じ卒業生で会員に差を設けるのはおかしく、本来の同窓会活動ができなくなるといった意見が多数出され、事務局としても答弁に苦慮する場面もたびたびであった。そのように会員間に差を設ける社団法人であり続ける必要があるのか、むしろ任意法人でいいのではないかという意見もあった。
 会費についても、現行の3,000円を5,000円にとの値上げ案については、支部会費との合わせた負担で一杯であり、これ以上の負担は難しいという意見があった。
 本部としては、これらの意見を十分踏まえ、見直し案を検討して、新たな議論の場を提供したいと考えている。なお、当日の会議の模様を次のとおり概略する。
 
1 新公益法人への移行に係る留意点
 (意見)
   そもそもこの法律ができた経緯は何か。何で同窓会組織までこういうものを持ち込んでくるのか。本来天下り禁止ということで出てきた話ではないのか。
 (事務局)
   社団法人について改革の話が出てきている。天下り禁止とか不正経理とかをなくすために、いったん社団法人は持っている財産をゼロにして、再スタートさせることになっている。同窓会までというのは確かにそのあおりを食っている形となっている。
 
2 新公益法人への移行方針(案)
 (意見)
   瓊林会が公益社団法人を選択するのは困難と思うがどうか。
 (事務局)
   公益法人は、主たる事業を不特定多数の利益のために行う必要があるが、瓊林会は同窓会組織であり、会費収入は会員の利益のために行うのが基本なので、公益社団法人に馴染まない。したがって、特に公益性を問われない一般社団法人をめざしたい。
(意見)
   今公益法人であるが、今後とも公益法人であり続けるメリットは何か。
 (事務局)
    公益社団法人の場合、寄付者からの寄付金に対する税の優遇措置があるが、一般社団法人の場合、従来と同じように非営利性の強い法人であれば、法人税は非課税であり、収益事業のみが課税される。
 (意見)
    一般社団法人を目指すということであるが、認可は大丈夫なのか。
(事務局) 
    新たな定款と公益目的支出計画の作成が必要であり、瓊林会がその資料を行政庁に提出して内容がパスしたら認可となる。
 
3 支部・会員等のあり方
 ① 支部
   支部の設置基準は、現定款では会員10名以上としているが、新たな事務局案では、会費を納める正会員が20名以上とした。その理由としては、新法人後は本部、支部の一体的な会計運用が求められ、本部事務の効率化を図る必要性等から提案したものであるが、中国西部地区の支部の統合意見等が出された他は、特に反対意見はなかった。
 
 ② 会員
   新法に基づき、新会員を次のとおりとした。
     正会員…経済学部等の卒業生で、瓊林会に入会手続きを
           行い、会費を納入した者
     準会員…経済学部等の卒業生で、正会員以外の者で瓊林会に
           入会手続きを行い、賛助金を負担して支援を行う者
   
   この事務局提案に対し、次のような意見が出された。 
(意見)
 ・ 同窓会が社団法人であるからこういう問題が起こっているのではないか。同窓会とは何だという本質論をしないと、ただ社団法人だからこういう制約が来るということではまずい。会費を納めた人だけが会員で、そうでない人は会員でないということであれば、本来の同窓会活動はできなくなる。
 ・ 会費を払った人を正会員とすると、同窓生と瓊林会員の二つの種類が出てくる。会費を払ってなくても、同期の会には顔を出すし、周年事業では寄付をするということもある。そういう共通意識を失ってしまうと、正会員になる人も段々少なくなってしまう。今年払わなくても来年払うという人もいるので、正会員になるチャンスは残しておいたほうがいい。
(事務局)
 ・ 会費を納めた人が正会員というのは法定事項なので変えられないが、会費を払ってない人は、正会員以外の会員として定款に定めれば、会員としての扱いが可能ではないかと考えられるので、持ち帰り検討したい。
(意見)
 ・ 社団法人であるから、会員資格の問題等が出てきている。任意法人ではいけないのか。
(事務局)
 ・ 任意法人でもいいが、その場合は現法人の解散手続きを経て、今もっている財産をすべて他の公益的団体等に移管しなければならない。
 
③ 会費
  会費については、正会員を現行3,000円から5,000円に、新たに設けた準会員は1,000円とする事務局案を示した。これに対し、次のような意見が出された。
(意見)
 ・ 現在一杯一杯で会費を徴収している。会費の値上げがあれば間違いなく活動が細ってくる。支部会費の徴収もあるので負担が大きくなる。新しい組織になった場合、支部活動をどう位置づけるのか議論が必要である。
 ・ 年会費を払った人だけが会員というのはまずいのではないか。終身会費でもいいから1回でも支払った人は会員とすべきではないか。
 ・ 支部の会費がばらばらでいいのか。会計を連結させるのであれば、統一する必要があるのではないか。
(事務局)
 ・ 現状では県等の指導は受けていないので明確ではないが、各支部は会費等を含め、従来どおり実態に合わせて自主的に運営していいのではないかと考えている。会計上の処理も、各支部から報告されたものを集計して行いたい。
 
4 瓊林会所有財産の処分計画(案)
 瓊林会が所有する財産は、新法人移行後、不特定多数の者の利益の増進に寄与する公益目的のために、ゼロになるまで支出しなければならないので、移行前に処理すべき懸案事項、瓊林会の活性化対策、新法人への円滑な移行事務等に既存財産を効果的に活用するものとして、東京瓊林会館の改修費支出をメインとする案を提案した。これに対し、東京支部の吉田支部長から次のような見解が出された。
(意見)
 東京支部は、東京瓊林会館というのを抱えており、昭和42年に当時の東京支部長だった永田敬生さんが中心となって、当時のお金で2,300万円のお金を集めて、できて5年になっていたビルを、土地が約30坪、建物が3階建て、これを支部の財産として買い取った。昭和35年にできた建物であるので、ちょうど50年経っている。この東京の瓊林会館の問題の取り扱いで、東京支部の役員で苦慮していて、いろいろ検討してやってきったんだけれども、今の案では東京の瓊林会館に2,100万円ほどのお金をつぎ込んで、テナントビルとしてこれを貸して、そこから収入を得るという案になっているけれど、これまで印刷会社さんに1階と3階を約200㎡貸して、月30万円、年間360万円の収入を得ているが、この印刷会社が3月末に出ることになった。いろいろ検討した結果、お金をつぎ込んでももう50年経っているし、いいテナントが見つかるかどうか、自信がない。しかも建物の構造上も、耐震性その他問題があるのではないかということで、福地名誉会長に相談申し上げたところ、この建物を所有しておくのは止めたほうがいいのではないか、売却してしまって、その代金は瓊林会本部でどうするかお任せすることにして、不動産を所有することは止めたほうがいいということになった。東京支部の事務局機能は、別の場所でやっていけばいいのではないかとこういう話になっている。その場所として、今県がもっている、東京に進出しようとしている企業の拠点として、1部屋12~14㎡を企業に貸しているので、そこを貸していただいて事務局機能ができればと思っている。
 
5 公益目的支出計画方針(案)
 新公益法人として、一般社団法人を選択した場合、新定款の制定と公益目的支出計画の策定が必要となる。公益目的支出計画とは、従来所有してきた瓊林会の財産をいったんゼロにして、新しい法人としてスタートさせるために、新法人移行前に評価した財産額を、新法人移行後、毎年その一定額を公益目的事業のために支出して、財産額をゼロにしなければならない。その財産の評価は、新法人の認可申請を行なう前年度末で行なう。
 平成21年3月末で試算した数字では、財産評価額は一般会計正味財産額、東京瓊林会館評価額、扶養寮(女子寮)評価額を合計して186百万円となる。
 これらの所有財産額を、新法人移行後年次計画で、不特定多数のための公益目的事業として支出しなければならないが、毎年3,000千円支出するとすれば、62年間継続して事業を行わなければならない。
 瓊林会としては、長崎大学経済学部の知名度アップと瓊林会の存在感を高めるために、次のとおり事務局案を提示した。
 ① 顕彰制度 
   ・ テーマを定めて、小中高、大学、一般の3部門等に分けて論文を
     募集し、優秀者を表彰する。
   ・ テーマ案…長崎の活性化、長崎の国際化、長崎と観光振興、
     平和と長崎等
② トップセミナーの開催
   ・ 各界の著名人を招いて、講演会を開催する。
 この案に対し、次のとおり意見が出された。
(意見)
 ・ 公益目的事業というのは定款に規定すべきと思うが、公益目的事業として、ふさわしい事業について支部に意見聴取はするのか。例えば東京支部には会員が多いのでいろんな意見がある。例えば、老人対策だとか身障者対策だとかそういうのも公益目的に入ると思うが、人材も沢山いるので、そういう活動を本部の企画としてやれるように配慮してほしい。
 
6 連結会計処理
 新公益法人においては、本部、支部の会計を一体的に取り扱い、連結会計処理が必要となるが、県公益法人改革班の指導もあり、平成22年度の予算及び平成21年度の決算から次のとおり連結会計処理を行う。
 ① 本部から各支部に対し、各支部の平成21年度決算及び平成22年度予算に係る調査様式を示し、数値の提出をお願いする。
 ② 本部は、各支部から提出された数値をもとに連結決算・予算書を作成する。
 ③ 作成した連結決算・予算書は、会計監事の監査を経た上で、理事会、通常総会に提案する。
     理事会、通常総会…平成22年6月5日(土)開催予定
④ 調査表の提出期限
     平成22年4月20日(火)
 
7 実学セミナーの実施
瓊林会員が経済学部生に、社会に出てから役に立つ実社会の経験談等、貴重な話を講義として行なう「実学セミナー」を開催する。開催方法は、平成22年度の後期の講義「総合経済b」の中で行なうものであり、詳細は下記の通りである。これから社会に飛び立つ経済学部生に、瓊林会員が自ら社会で得た知識,経験等生きた情報を伝えるという、この上ない機会であり、推進を図るものである。
・ 講義の名称…総合経済b
・ 講師の職種等
オールラウンド(公務員、NPO,自営業等可)
     10年以上社会人として経験があり、現役で活躍中の肩書きを有する者
・ 講義回数…原則として1講師1回
・ 開講、曜日、時間
     開講…平成22年度10月~翌年1月
     曜日等…各週水曜日、12:50~14:20(90分)
  ・ 聴講学生
    経済学部2~3年生(400~500人)を対象
    開講場所…講堂(瓊林会館左前)
    講義後にレポートを出させる(講義時間の終わり15分間)
    レポートは講師に郵送後採点をして、2週間後に返却
    単位は2単位…5段階評価、3以上は単位取得可
  現在各支部に講師の人選をお願いしており、各支部の協力を得て、事業の円滑な推進を図りたい。
 
8 就職支援システム基本方針
企業ごとに、瓊林会員の所属先、役職名、連絡先等が明らかになる名簿を作成し、インターネット上にアップし、学生等が希望する企業を検索し、同社所在の瓊林会員に連絡を取り、会社概要や就職情報の入手等に利用するシステムを導入する。
 ① 会員情報の登録
     各支部を通じて、企業ごとの会員情報を収集し、本部において登録する。
 ② 登録データ
     氏名、卒業回次、所属企業名、連絡先(企業住所、電話、FAX、メール)等
 ③ 利用者の入会制
     入会申し込みを受け、パスワード登録者のみ検索が可能とする。
 以上について、次のような意見があった。
(意見)
 ・ 瓊林会のメンバーがある会社にいて、その人に連絡を取って会社概要とか就職情報を入手をしようというものだと思うが、瓊林会のメンバーから突然電話がかかってきたとした場合、自分の情報が何で分かったのかという現状の企業社会では問題となる事柄である。したがって、瓊林会のメンバーが了解した人でないと、なかなか載せられない。勝手に載せるのはまずい。
 
 協議事項の概略は以上のとおりであるが、これらの意見を踏まえて事務局で対応案を検討し、その主な事項を添付資料のとおり掲載するので、今後のご議論をお願いしたい。
 
 
 
 

公開日:2010-04-06

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広域懇親会、長崎で開催される(2009.10.24)

 
 鎖国時代の日本にあって、長崎は唯一西洋に開かれた窓であり、維新の風も近代化の波も、まずこの長崎の地から起こりました。~海高鳴りて新潮に文華を西の国人がここの水門に運びたる光栄ある瓊の浦曲哉~
 瓊林会広域懇親会は、平成21年10月24日(土)、穏やかな天気に恵まれ、絶好のイベント日和の中、長崎出島の中にある洒落たたたずまいの県立美術館ガーデンステージにおいて、学部41回の桒原さんの名調子の司会で幕を開けた。会場は、眼下に長崎港がひらけ、港の奥には女神大橋がくっきりと映し出され、また対岸には三菱造船所のドックを見ることができる。大浦天主堂やグラバー園なども一望され、まさに眺めのいいポジションとなっている。約130名の参加者もこの素晴らしい景観に、感嘆の声しきりであった。会場には、長崎支部会員を初めとして、県外から周防支部長、久留米支部長、大牟田支部長など11支部から35名程の出席があり、またお忙しい中を、福地名誉会長、東條経済学部長等の出席もあり、広域懇親会の意義が大いに高まる交流と親睦の懇親会となった。
最初に挨拶に立った宮脇会長は、坂本竜馬が長崎にいた時代の古写真がたくさん残っており、それが非常に価値がある素晴らしいものだという紹介があり、十八銀行のカレンダーにも使いたいということであった。続いて藤木長崎支部長から、沢山の同窓の皆さんがこの芸術文化のメッカである美術館のグリーンテラスで、お互い友情を暖め合い、母校を思い、長崎を満喫していただいて、いい思い出をつくってほしいとの歓迎の挨拶があった。
 挨拶の後は、長崎検番の芸子衆より、これぞ長崎の伝統文化である踊りの披露があった。古の情緒が漂い、凛として芸の世界に生きる女性たち、長崎検番は花柳界の伝統を守りながら、観光都市長崎にふさわしい活動を続けており、近年7名の若手の芸子さんが加わり、21名であでやかにお座敷文化を支えている。踊りは、こ丸、梅千代、葉づき、美代菊の4名の芸子により、浜ぶし、紅葉の橋、ぶらぶら節などが優雅に披露された。
 第2部の懇親パーティは、学部39回の大瀬良氏の司会の下に始まった。乾杯の音頭は、福地名誉会長である。NHK会長としての多忙な時間を割いて、駆けつけていただいた。名誉会長は、長崎支部他の会員の皆さんのお世話のお陰で、今年も楽しい会になった。盃を上げたいと思う。ご唱和をお願いしたい、乾杯!
名誉会長の乾杯の後は、アルコールも入り、会場は一気に和やかなムードとなる中で、あちこちで談笑の輪が広がった。名誉会長が写真の注文に気軽に応じ、会員とともに写真に納まっている。県外組は久しぶりの長崎で、思い出話にいつまでも話が尽きない感がある。一段落した所で、各地から集まっていただいたマンドリンクラブOB,OG会によるマンドリン演奏が行われ、南国土佐を後にして、祝い酒、長崎の鐘などが演奏されると、会場の一体感もピークに達した。
 宴が進む中で、司会より、小樽商科大学とのテニスの交流試合という心温まる紹介が行われた。それは45年前に学13回の経済学部生6名が小樽商大のテニス部を訪問し、テニスの交流試合を行ったが、そのときいつか長崎を訪問するという約束をし、そのときの小樽商大のメンバーが10月に長崎を訪れ、45年ぶりに再会を果たし、テニスの交流試合を行ったというものである。
 感動的な話でさらに宴は最高の盛り上がりを見せた。締めくくりは、久留米から駆けつけてくれた学27回の田淵氏の高らかな巻頭言の下に、また佐賀支部からは学33回の糸山氏がこれに加わり、全員肩を組み合っての三山緑、校歌合唱で素晴らしいフィナーレを迎え、堺大牟田支部長の万歳三唱により、次回は福岡での再会を誓って散会した。
 
 
 
 
 

公開日:2009-11-09

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平成21年度瓊林会通常総会(2009.6.6)

 
平成21年6月6日(土)、北九州市小倉北区浅野「リーガロイヤルホテル小倉」において、平成21年度社団法人瓊林会通常総会が行われました。
 通常総会の概要は次のとおりです。
 
1 横手副会長の歓迎挨拶 
 
 ようこそ北九州へ。北九州支部長、学16回の横手でございます。6年ぶりに北九州で全国総会を開催させていただきました。2週間前に、80名しか参加者がありませんでしたが、その後同期のつながりとか職域のつながりとかで、何と今日は150名の参加者となりました。北九州支部が70名、全国から80名の方に来ていただいております。これで当支部の財政も大分楽になります。本日は、来賓の東條学部長さんから母校の動きをお話していただきますし、冨永常務理事から瓊林会の活性化に関するお話をしていただきます。期待をしております。
 懇親会では、地元の北橋市長に15分間来ていただきます。それから懇親会の趣向としては、マンドリンクラブのOB,OG会17~18名が演奏してくれます。また、最後のメインイベントは、バナナの叩き売りです。今日は同期のつながり、先輩後輩、楽しく過ごして下さい。
 
2 宮脇会長挨拶
 
 学16回の宮脇です。今年度の通常総会は北九州市での開催ということで、皆様方ご多用の中、また遠路お越しいただきまして厚くお礼申し上げます。また横手支部長さんを始めとして開催準備にお世話をいただきました地元会員の皆様に御礼申し上げたいと思います。昨年6月の通常総会において、前福地会長から会長職を引き継ぎましたが、前会長が全国の支部を隈無く回られ、新しい灯をともされましたので、
私はその灯を消したらいけないという思いで、ずっとやって参ったつもりです。しかしながら、結果的に広域懇親会を入れまして7支部出させていただきました。改めまして瓊林会の皆様の母校やこの会に対する熱い思いを肌で感じることができました。今年度もまた、新たな気持ちで各地を訪問させていただきまして、皆様方と交流を深めて参りたいと思っております。
 福地前会長が100周年の大事業を成し遂げられまして、その後のこれからの100年に向けての基礎固めが大事であるとの認識をしております。と申しますのは、時が流れて、時代は変わり、瓊林会の構成も大分変わってきています。具体的に申し上げれば、現在400名の会員が毎年瓊林会の仲間入りをしていますし、そのうちの4割は女性であります。こういった若い人たちの活性化を図っていかなければ、瓊林会の持続的な発展にはつながっていかないと思っています。
 本部事務局でいろいろと知恵を出してくれていまして、その中で、昨年10月に若手女性の会員の皆様によりまして、プロジェクトチームを立ち上げていただき、現状、問題点や活性化策につきまして、熱心な検討をしていただいております。内容につきましては後ほど説明をしていただきますけれども、それぞれ自分の仕事を持ちながら、献身的に参加していただき、素晴らしい提言をまとめていただいております。中身については、するどい切り込み、的確な現状への分析、活性化へ向けての前向きな提言等がなされています。内容についていろんなご批判もあるかもしれませんが、彼女たちがまとめてくれた提言に対しまして、厚く受け止めなければいけないと考えております。その中で、ひとつだけご紹介しますと、「どんな問題も一人ひとりが自分のこととしてとらえて取り組めば、活路は見えてくる。こういうのは駄目、これはできないと否定していくのでは何も生まれない。」と書かれております。全く同感で、心強く思いました。提案されたことを一つずつ具現化していく中で、そのことが瓊林会の活性化につながっていくのではないかと思います。
 もう一つご紹介をさせていただきますと、事務局で瓊林会活性化のお手伝いということで、皆様のお手元に「瓊林会だより」というのがあるかと思いますが、こういったものを発行して、できるだけ手軽にタイムリーに情報を皆様方にお伝えすることとしております。ご案内の通り「瓊林」が年2回発行ですから、間が開きますので、その中間あたりに、全国の各支部総会でありますとか、その他の瓊林会の行事の時に、皆様方にお配りして、お知らせをしていきたいというのが狙いであります。それともう一つは、ホームページのリニューアルをしまして、いろんな瓊林会の情報や全国の支部総会の情報なども事前に分かるようにしております。
 瓊林会の若手の瓊林会離れの問題でありますとか、会費納入率の低下の問題でありますとか、いろんな問題を抱えながら、各支部でご苦労されていると拝察いたしますけれども、これの解決には、何よりも魅力的な瓊林会に育てていくことが大事であると思いますので、微力ながら努力して参りたいと思います。今日は各支部から支部長さん他大勢の出席をいただいておりますけれども、ベースは各支部の活動にあると思いますので、従来同様頑張って頂きまして、瓊林会の活性化のため、一緒に力を合わせてまいりたいと思います。
 
3 議案審議
 
 宮脇会長の議長の下に、次のとおり議案審議が行われました。
   各議案の説明…小野専務理事
   監査報告   …田中監事
第1号議案 平成20年度事業報告及び収支決算書承認の件
 第2号議案 平成20年度芙蓉寮収益事業特別会計決算承認の件
 第3号議案 平成21年度事業計画(案)及び収支予算(案)承認の件
 第4号議案 平成21年度芙蓉寮収益事業特別会計予算(案)承認の件
 
 宮脇会長のスムースな議事運営により、各議案とも満場異議なく承認されました。
 
その後第5号議案として、役員改選案が提案され、次のとおり承認されました。
理事では古賀泰夫理事(学2)と池崎邦彦理事(学10)が退任され、船橋佐知子理事(学33)が新たに選任されました。船橋理事は理事就任後常務理事に委嘱されます。
 また監事では、江口泰介監事(学5)と小路 磐監事(学5)が退任され、坂本昌之監事(学16)が新たに選任されました。
 顧問には、篠原康次郎氏(32)と古賀泰夫氏(学2)が就任されました。
 
4 報告事項
 
① 役員改選案及び顧問の任期の見直し(小野専務理事)
 
 先ほどの役員改選案と違いまして、お手元の資料をご覧いただきたいのですが、定款上理事の数は30名以上40名以内となっておりますが、現在は40名の理事となっております。過去文部科学省から何回も、瓊林会の今の規模からいって現在の理事の数が多いので、20名から30名程度に減らすよう指導を受けています。そのため事務局として30名に減員するという改正案を作成しました。
考え方としては、理事の選出方法ですが、原則として全国の会員数で按分し、その中で、支部の現状や地域事情がありますので、それを斟酌して若干の補正をして原案を考えました。改正の時期としては、2年後に新公益法人へ移行しますので、その時期に新理事数による役員改選をしたいと考えております。なお、注意していただきたいのは、理事会への出席は、従来の委任状では無効となることです。必ず本人が理事会に出席できるということを条件に、理事を選ばしていただくことになります。
顧問の任期については、現在顧問が26名おられますが、定款上は若干名を置くとなっております。現在任期が規定されてないので、本人から申し出がない限り継続するという形になっています。文部科学省の指導にあるスリム化にも対応できないので、今回これを機に、原則任期を2期4年としたいというものです。この適用も2年後の新公益法人移行後にしたいと考えております。
 
② 瓊林会活性化に向けた提言書(冨永常務理事)
 
 大阪から参りました冨永です。提言の報告をさせていただきます。十八銀行、長崎県、長崎市、長崎新聞社から選んでいただきましたメンバーで頑張って頂きました。
大変限られた会議しか開けないということで、職域活性部会、コミュニケーション部会、長期展望部会の3つの部会に分けさせていただきまして、課題の整理をさせていただいております。多岐に渡っておりますので、7つの提言という形でまとめさせていただきました。具体的にはこの通常総会で理事に就任されました船橋理事が地元の若い女性陣を集めて頑張ってくれました。彼女たちは瓊林会に余り関わっておりません。瓊林会の情報も余り知りません。20代、30代の女性会員が瓊林会をこのように見ているのだと、思ってください。もっとすごいことになるのかなと思っていたのですけれども、思ったよりきちっと整理をしてくれて、このままの形で彼女たちに頑張ってもらえるということで、大変意欲を持っていただいています。彼女たちは全員長崎支部の所属ということで、長崎支部総会では全員がそろい踏みをしてご挨拶をしていただくことになっております。その彼女たちからメッセージを預かってきております。まだ若いのに、先輩方にこのような提言を申し上げて、大変申し訳ないと。それから初めて今回、この提言の会議に出させていただいて、我がこととして瓊林会のことを考えました。我がこととして考えると、いろんなことを考える機会となりました。先輩方も是非、我がこととして、私たちと一緒に瓊林会のことを考えていただきたい。私たちが提言したプランを実行するに当って、大きな気持ちで見守って、ご協力を是非いただきたい。この100年の歴史の中、メンバーの中にも、ご親戚が卒業生にいらっしゃいました。お子さん、お孫さん3代に渡っていらっしゃることもあるのではないでしょうか。また、自分の職場で後輩が、先輩がいらっしゃるのではないでしょうか。その人たちに声を掛け合って、みんなで集まって、そういう瓊林会であったらいいなということを先輩たちに伝えてほしいということでした。是非皆さまご協力を頂きたいと思います。
 また内容につきまして、長崎支部のメンバーが作りましたので、十八銀行の会費引き落としなどローカルなものがあるかもしれませんが、長崎は瓊林会のホットスポットです。長崎からしか会員は生まれません。これから瓊林会を引き継いで、担っていくのは長崎からしか生まれません。今回の長期展望部会でも、瓊林会と経済学部との連携をどう取っていくかというのが大きなテーマになっています。どうか今後ともいろんな意見をいただいて、いろんなアイデアをいただいて、彼女たちと一緒に瓊林会を盛り上げていただきたいということを申し上げて、報告に代えさせていただきます。
 
③ 広域懇親会(藤木副会長)
 
 活性化は長崎からという冨永常務理事の発破かけに呼応いたしまして、広域懇親会、これは従来福岡で開催されたものでありますが、前回の懇親会のときに、次は長崎でせいということでありましたので、早速計画をいたしまして、その骨格を持って参りました。活性化の一つの大きな柱は、参加することだと理解をしております。そこでいろんなアクションを出していただければ、さらに活性化がヒートアップするのではないかと思っております。その骨格だけ説明をさせていただければ、期日は10月24日です。ここのチラシを見ていただくと、美術館のガーデンステージから見た長崎の風景です。ぼやっと後のほうに橋が見えるのが女神大橋です。これで対岸地区に3分でいけます。東山手も見えますし、右手は造船所のドックがあります。海が間近に見えますし、非常に眺めのいいポジションです。この美術館のグリーンガーデンで計画いたしております。約100名から150名程度と思っておりますが、恐らく相当の方が、特にご年配の方はファミリーでお見えになるのではないかと考えております。少々の数であれば余り制限せずに、我々がしっかり受け止めて、活性化のスタートを長崎から始めたいと考えております。会費は6000円です。11時から受け付けまして、11時半から開会いたします。長崎検番から若い芸子さんを2人招いて、踊っていただきます。年配の方々には別に部屋を借りまして、そこですわってお茶でも飲めるような場所も設定したいと思っています。また美術館なので、割引で観賞いただけるように館長の了解を得ております。どうか、お誘いのうえ、長崎にお越しいただきますようお願いを申し上げます。
 
5 東條学部長祝辞
 
 私、100周年の年に学部長になりまして、大学の学部長というのは任期が1期2年でございまして、2期4年間が終了したのですが、4月からもう1期ということであと2年間務めることになりました。
1年間の経済学部のご報告をしたいと思いますが、その前に各地の支部で年配の卒業生の方々に、現在の学生の40%は女子学生という話をしますと、非常にうらやましいとおっしゃいますが、実際には、なまじっかの男子学生ははるかに女子学生に圧倒されております。その意味では経済学部も変わってきていると思います。
ここ1年間ぐらいは、いわゆる数年前に国立大学は大学法人に切り替えられて、私どもも公務員ではなくなりましたけれども、その中で国立大学法人になってからは、6年おきに目標と計画を立てて、それを評価するという形で、進めるということが文部科学省のほうで決められました。
その第1回目の評価が、昨年から今年にかけて行われました。その評価によって、国から今でも運営交付金をいただいておりますが、その交付金を評価次第で増やしたり減らしたりされるので、正直言って各大学必死で、去年から今年にかけて、東京大学は余裕があったかもしれませんが、他の大学は目の色を変えて評価の対応に追われました。
最近になりましてその結果が出ましたけれども、経済学部は設定した目標や計画に対しまして、良好な成果を得ているという評価をいただいたので、若干ホッとしているところです。ただその1期目が終りましたけれども、実はこの6月末までに、第2回目の次の6年間の目標と計画を出さなければならないので、これをどうするかということでその対応に追われているところです。このような評価方法を採用しますと、これは企業の場合もそうでしょうが、なるだけ低い目標を掲げて達成度を高めるという傾向が各大学ともありそうで、その意味でこの評価制度が果たして大学の本当の改善に直結するのか疑問を感じているところもあります。
それ以上に、いま考えなければならないと思いますのは、昨年来のサブプライム問題の影響でGMが破産するという、信じられないような事態が起こってきております、一方で、GMが創立したのが1908年、フォードが作られたのが1903年だったと思いますが、経済学部が作られたのが1905年ですから、GMとフォードと経済学部がほぼ同じ時期に創られています。GMが倒れた一因は100年間の伝統の上にあぐらをかいていたからだと思います。その意味でいえば、GMを他山の石として、私どもの伝統ある経済学部も、単なる文部科学省の評価に対応する目標設定だけではなくて、新生GMと同じように、全く新しい経済学部を作り直すという覚悟をもって見直すことも必要ではないかと思います。
と言いますのが、卒業生の皆さんのお話を伺うと必ずおっしゃるのが、私のときは競争率が10倍ぐらいだったと。全く申し訳ないですが今年の入試で、入試倍率が1.95倍で、切上げると2倍になりますが、2倍という最低線とも言うべきラインをかすかに割ってしまいました。これは学校にとって相当危機的な状況です。この原因の一つが、皆さんが在籍された頃は、1学年が150名とかせいぜい二百数十名だったですね。ところが、現在の長崎大学経済学部の1学年の定員は415名です。急激な少子化の進行の中で、この定員で一定以上の倍率を維持するのは非常に困難なところがあります。私は実は団塊の世代の生まれですが、その頃の定員より今は2倍くらいあります。ところが今の子供たちは私どもの頃の2分の1以下です。18歳人口が2分の1に減っているのに、定員が倍になれば、倍率も当然大きく下がってきます。
実は日本の国立大学の経済学部の中でも、旧高商系の経済学部は非常に学生定員が多い。一番多いのが滋賀大学(旧彦根高商)の1学年600名で、次が小樽商科大学で515名、長崎大学が415名、富山大学(旧高岡高商)が405名、この4校が全国の経済学部の中でも1学年の学生定員数が400名を超えています。ところがこれら旧高商の多くはローカルにありまして、若年人口がますます減ってきています。地方にある伝統ある旧高商の経済学部ほど今申し上げたように、若年人口と学生定員の人数のアンバランスに苦しんでいます。
一方、GMですが、1時期社員が60万人ぐらいおりましたけれども、今は8万人弱で、今度のリストラで4万人ぐらいまでに減らすのではないかといわれております。
そういうことを勘案すれば、経済学部もある種の合理化も含めてスリム化をやらなければならないし、そういう意味では作り直すぐらいの覚悟でやっていかないと、若年人口が急減しつつある地域にある大学ではやっていけないのではないかと私は考えています。いずれにしても経済学部をもういっぺん全部作り直すぐらいのつもりで考えないといけないと思っています。
 もう1点だけご報告申し上げますと、古い卒業生の方は余り関係ないかもしれませんが、創立以来の旧高商の木造の本館が取り壊されて、現在のコンクリート6階建の本館が建てられてから既に40年近くなりましたので、雨漏りとかボイラーの故障だとか出てきて、その問題に苦慮していたのですが、昨年末の政府予算で改築が決定いたしました。今年の8月から本館の改修を開始します。作り直していただくのはありがたいのですが、8月から来年の3月まで工事をするので、その間教室も研究室も使えません。1学年に400名超で、2000名近い学生を教える教室がないので、そのことで頭を痛めています。どこかにプレハブでも建ててくれといったらそんなお金はないということで、文教キャンパスの各学部のいろんな空いている教室を使わしてもらうことになりました。来年の4月からは新しい建物で学校がスタートしますので、御報告いたしておきます。
 
 
 
 
 
 
 

公開日:2009-06-06

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土井定包元瓊林会長ご逝去のお知らせ

 
 
・瓊林会第10代会長として、平成6年6月から2期4年就任され、瓊林会を牽引いただきました土井定包元会長が平成21年4月14日逝去されました。
 土井元会長は、昭和23年長崎経済専門学校を卒業後、大和證券株式会社に入社され、昭和55年に同社取締役社長、平成3年に同取締役会長を歴任されるなど、わが国の金融・証券界の発展に顕著な功績を挙げられました。また、瓊林会におきましては、母校90周年記念行事の挙行、母校への大学院設置に係る実現に向けてのご努力等瓊林会発展のために、一方ならぬご尽力を頂きました。
 このようなご功績に対し、平成16年11月、旭日大綬賞を受章され、平成17年10月には、長崎大学の第1号の名誉校友称号を受賞されております。
 5月25日(月)に東京都「帝国ホテル」において、沢山の参列者を得てお別れ会が催されました。ここに故人の遺徳を偲び、心からのご冥福をお祈りいたします。
 
 
 

公開日:2009-05-22

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第2回理事会ご報告(2009.3.21)

 
1 日 時    平成21年3月21日(土)13:00~
2 場 所    ホテルJALシティ長崎
3 出席者    宮脇会長、藤木副会長、横手副会長、
          小野専務、植松常務、宮崎常務、
          鈴木理事兼事務局長、池崎理事、
                      内田理事、里理事、福生理事、
                      中嶋理事、堺理事、山口理事、
                      江口監事、小路監事
4 概要 
 ⑴ 定足数(27名以上)
    出席者14名、委任状24名、計38名…理事会成立
 
 ⑵ 理事会開催の理由説明(小野専務)
   従前理事会の開催は、6月の通常総会前の1回のみで
   あったが、文部科学省の通達により、年度開始前に
   次年度の事業計画及び収支予算案を作成し、文科省に
   報告することとなっており、また今回のレリーフ等の制作
   にかかる経費支出が当初予算になく、補正予算を組む
   必要が出てきたこと等により、第2回理事会の開催を
   行った。(定款上も年2回開催を規定)
 
 ⑶ 議案
 ① 平成20年度収支補正予算(案)(小野専務)
   90周年の寄付金3,000,000円を取り崩し、関連経費に
   充当。内容は、ホームページリニューアルの立上げ
   経費として650,000円、瓊林会館等の登録有形文化財
   の指定に伴うプレート上掲式に係る経費として200,000円
   今年度新たに設置した女性会員による活性化会議の
   関係経費として150,000円、福地名誉会長のレリーフ像
   設置に伴う関連経費2,000,000円である。
   ―全員異議なく承認―
 
 ② 平成21年度事業計画(案)及び収支予算(案)(小野専務)
  ⅰ 事業計画(案)
   ・ 活性化プランの作成と諸施策の実施
   ・ 会費納入率の向上
   ・ 学生支援のためのネットワークづくり
   ・ 支部間交流の推進(広域懇親会の開催等)
   ・ 広報活動の推進(ホームページの充実等)
   ・ 長崎大学全学同窓会への対応
  ⅱ 収支予算(案)
   ・ 収入
      原則として前年並みを計上
      活性化プラン実現のため積立金から1,000,000円を
      繰り入れる。
   ・ 支出
      活性化プランに対応した事業の推進を図るため、
        活性化対策費700,000円→1,200,000円
        会議費     350,000円→450,000円
      旅費交通費   700,000円→1,000,000円
     その他の経費
       20年度の所要経費に対応した金額を計上
   ―全員異議なく承認―
 
 ③ 平成21年度芙蓉寮特別会計収支予算(案)(小野専務)
  ・ 収入
    家賃収入、共益費とも対前年度92%で計上
    (12戸中1戸未入居として計算)
  ・ 支出
    20年度決算見込額を考慮して算出
  ―全員異議なく承認―
 
 ④ 役員改選案及び顧問の任期(小野専務)
 ⅰ 役員改選案
  ・ 文部科学省の指導を受け、現在の理事40名を30名に
    変更する案を提案
  ・ 理事の選出枠は、原則として全国の会員数で按分する。
  ・ 理事改選の時期は、2年後の新公益法人移行後に行う。
 ⅱ 顧問の任期の見直し
  ・ 顧問の数の増加(現在26名)
     定款…若干名をおく
     選任の方法…会長が役員又は支部長を永年勤続し
     勇退した者のうちから、理事会に諮りこれを委嘱する
  ・ 顧問の任期を原則2期4年とする。
  ・ 適用は、2年後の新公益法人移行後に行う。
  ―全員異議なく承認―
 
 ⑤ 会計処理規則(案)(鈴木事務局長)
  ・ 昨年3月、文部科学省の実地検査が行われ、その後
    7月に改善事項として「会計処理規定を定める」という
    指導が成された
  ・ 今般、事務局が事務執行の根拠となる会計処理規則を
    定め、理事会に諮る
  ・ 施行日は、平成21年4月1日
  ―全員異議なく承認―
 
 ⑷ 報告事項
 ① 小野専務
  ・ 冨永常務の選任、活性化会議のスケジュール、長崎
    大学全学同窓会の実施状況
 
 ② 横手理事
  ・ 平成21年度通常総会の開催計画
 
 ③ 鈴木理事兼事務局長
  ・ 瓊林114号、及び瓊林会だよりの発行予定
 
 ④ 藤木副会長
  ・ 広域懇親会の開催計画
 

公開日:2009-04-06

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第2回活性化会議ご報告(2009.3.5)

 
1 日  時  平成21年3月5日(木)18:30~
2 場  所  ホテルニュー長崎3階会議室
3 出席者
    本部     …小野専務、冨永常務、船橋(常務)、
             鈴木事務局長
    長崎県   …桒原(学41)、白川(学45)
    長崎市   …高橋(学35)、末安(学44)、坂口(学50)
    十八銀行  …井上(学40)、安達(学44)、中谷(学45)
             古賀(学53)
    長崎新聞社…吉岡(学46)
4 概  要
  (これまでの経過)
   ・活性化会議の各メンバーから瓊林会活性化に係る提言が
    提出される
   ・事務局で提言内容について項目ごとに整理
 
  (会議当日)
   ①提言者の提言項目に合わせて3つの作業部会を編成
    ・職域活性部会…職域の活性化策、同窓会の形態別
     実施
      担当:桒原、高橋、井上(助言者:小野専務)
      部会長:決まらず
    ・コミュニケーション部会…会費の納入方法、瓊林,
                    ホームページ等のあり方
      担当:白川、末安、安達、古賀
          (助言者:鈴木事務局長)
      部会長:末安
    ・長期展望部会…今後の瓊林会のあり方、経済学部との
               係わり
      担当:坂口、中谷、吉岡(助言者:船橋(常務))
      部会長:吉岡
 
   ②検討結果
    ⅰ職域活性部会
     ・6月11日の長崎支部総会に向けて、職域団体の
      1.5倍増を目指す
     ・そのためには、支部総会の魅力作りのための企画
      も必要
     ・他の部会の協力も得て、職場に呼びかけを行う
     ・今後別に集まってでも対策を検討したい
 
    ⅱコミュニケーション部会
     ・会費対策は職域で増やす努力が必要
       長崎市が100%近い聴衆を実現しているので、
       その徴収方法を参考にする
       口座引き落としの方法も今後推進する
     ・ホームページは若い人に人気があるので活用する
       メルマガの配信等
      ホームページで会員のリレー紹介
      会員の飲食店等の紹介(クーポン等のサービス)
     ・瓊林会だより
      職域団体に配る、記事として会員の紹介等
 
    ⅲ長期展望部会
     ・社会の経験を、今の学生にどう伝えるか
     ・人材の宝庫である諸先輩たちによる講演会や
      セミナーの開催
 
   (今後のスケジュール)
     ・4月下旬 第3回活性化会議
       活性化提言に係る実行プランを取りまとめる。
     ・6月上旬
       活性化プランを理事会、通常総会に報告
 
     
 
 
 

公開日:2009-03-09

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第4回常務会ご報告(2009.3.5)

 
 1 日  時  平成21年3月5日(木)15:30~
 2 場  所  瓊林会館談話室
 3 出席者  宮脇会長、藤木副会長、小野専務、高野常務、
          宮崎常務、植松常務、冨永常務、船橋(常務)、
          鈴木事務局長
 4 概  要
 (1)20年度収支補正予算案の原案検討
  ・当初予算策定後の新たな財政支出の必要に対応する
   予算の補正
    収入 積立金の繰入金              3,000,000円
    支出 名誉会長レリーフ像制作費等      2,000,000円
         経済学部登録有形文化財関連経費  200,000円
         ホームページリニューアル立上げ経費  650,000円
         瓊林会活性化対策会議関連経費    150,000円
 
 (意見)
   欄外に、「什器備品取得支出の内容は、福地名誉会長
   レリーフ像の制作等に要する経費である。」を入れる。
 
 (2)21年度事業計画案及び収支予算案の原案検討
  ⅰ事業計画案
   ・活性化プランの作成
   ・会費納入率の向上
   ・就職活動支援ネットワーク等の推進
   ・広域懇親会等の開催
   ・広報活動の充実強化
   ・長崎大学全学同窓会への対応
 
  ⅱ収支予算案
   ・20年度に準じた予算を計上
   ・活性化プラン対応の推進予算として、積立金の繰入れ
    1,000,000円を計上
 
 (意見)
   積立金の繰入れについては、事業名を明確化する、支出
   では、管理費を抑える、会費発行費の減額理由、退職給
   付引当金については中退共への参加検討等について意
   見が出たが、原案の了承を得る。
 
 (3)役員改選案
  ⅰ役員改選案
   ・文部科学省の指導もあり、新理事を40名から30名に見
    直す案を提示
   ・原則として理事の支部選出枠を、全国の会員数で按分
    する
   ・現状の理事状況を勘案し、一部調整を図る
   ・役員改選は、新公益法人移行時に行う。
 
  ⅱ顧問の任期見直し
   ・顧問の任期を2期4年とする。
   ・顧問の数が増加し(26名)、定款の若干名を置くという
    規定にそぐわないため、見直しを行う。
 
 (意見)
   ・役員改選案については、了承を得る。
   ・顧問の任期見直しについては、顧問に変わる何らかの
    称号を与えられないか等の意見が出たが、原案で了承
    を得る。
   ・役員改選案、顧問の任期見直しのいずれも新公益法人
    移行時に行うことで了承を得る。
 
 (4)活性化会議のスケジュール
  ・3/5(木) 第2回活性化会議
   活性化提言に係る実行プラン作成のため、作業部会を
   設置し、検討を行う
    職域活性部会、コミュニケーション部会、長期展望部会
  ・4月下旬 第3回活性化会議
    活性化提言に係る実行プランを取りまとめる。
  ・6月上旬
    活性化プランを理事会、通常総会に報告
 
 (5)大阪支部の助成問題
  ・事務所経費について本部の助成依頼が行われる。
  ・事情は理解できるが、他の支部とのバランスもあり、対応
   は困難
 
 (意見)
   ・役員の中に心当たりがあるので、大阪で事務所を提供し
    てもらえないか当ってみる。
 
 (6)全学同窓会への取組状況
  ・3/7(土)東京都で長崎大学全学同窓会が行われる。
  ・瓊林会から68名が出席(他の学部は各20~30名程度)
  ・本部から、小野専務理事が出席
 
 (7)その他
  ⅰ広域懇親会の開催
   ・平成21年10月24日(土)12:00~14:00
   ・場所 長崎県美術館屋上(雨天の場合は室内)
   ・会費  5,000円程度
   ・参加人数 120~150名
   ・案内…長崎支部及び九州各支部
 
 

公開日:2009-03-09

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福地名誉会長のレリーフ像の設置式(2009.2.1)

 
 平成21年2月1日暖かく快晴に恵まれた日曜日の午前中、経済学部内の「瓊林会館」に福地名誉会長を迎え、名誉会長のレリーフ像の設置式が盛大に行われました。設置式には瓊林会宮脇会長を始め、多数の瓊林会役員が顔をそろえ、また長崎大学から東條経済学部長、須斉副学長等も出席頂き、瓊林会館内は祝賀ムード一色となりました。
 
 設置式では、宮脇会長により、福地名誉会長が瓊林会の発展のために尽力されたこれまでの功績は例を見ない輝かしいものであり、長くその栄誉を讃えるためにこのレリーフ像を瓊林会館内に掲げるものであるという挨拶がなされました。その後、藤木副会長によるレリーフ像の制作者である長崎大学教育学部の佐藤教授の紹介、東條学部長による祝辞が行われた後、宮脇会長、福地名誉会長、東條学部長によるレリーフ像の除幕式が行われました。
 
 レリーフ像は横40センチ、縦28センチ大のブロンズ製による浮き彫りの彫像で、半年かけて制作されたものです。姿を現したレリーフ像に感嘆の声が上がり、しばらくは全員がレリーフ像に見とれるという具合でした。
 
 最後に福地名誉会長のお礼の挨拶があり、全員の記念撮影を行い、設置式は終了しました。
 
 レリーフ像は、瓊林会館談話室正面左の壁面に掲出されています。
 
 

公開日:2009-02-06

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平成20年度瓊林会支部連絡会開催結果について(2009.1.31)

 
 1開催日時  平成21年1月31日(土)13:30~17:00
 2開催場所  福岡市天神「西日本ビル」8階会議室
 3 出 席 者  20名
   本部…宮脇会長、小野専務、鈴木事務局長
   支部…東京支部(吉田支部長、伊藤副支部長)、
        名古屋支部(山田事務局長)、大阪支部(高比良支部長)
                下関支部(末吉支部長)、香川支部(中村支部長)
        北九州支部(横手支部長、白石事務長)、
                福岡支部(坂東事務局長)、久留米支部(飛永支部長、
        梯氏、田渕氏)、大牟田支部(堺支部長、宮原氏)、
        佐賀支部(糸山事務局長)、大分支部(黒木事務局長)、
        長崎支部(藤木支部長)
 
 4 概  要
  ①本部報告
   下記事項について、小野専務理事から報告
   ・女性常務理事の誕生、瓊林会活性化対策会議の立上げ
   ・ホームページのリニューアルオープン、瓊林会だよりの発行
        「瓊林」発行
   ・長崎大学全学同窓会の開催
     HP…トップページ「今後の行事ご案内」参照
   ・経済学部「登録有形文化財」上掲式
     HP…トップページ「瓊林会事務局からのご案内・お知らせ」参照
   ・福地名誉会長のレリーフ像設置式
   ・新公益法人制度
 
  ②各支部からの報告
    省略
 
  ③協議事項
   i 会費徴収率について(鈴木事務局長説明)
    ・本部会費の徴収状況等について
    ・年代別納入状況
    ・支部別納入状況
   (意見)
    ・会員数の把握が本部と異なるので、名簿チェックのため
           本部から各支部宛名簿を送って欲しい。
    ・各支部から本部へ会費納入する場合、会費納入会員の
           名簿を本部宛同時に送付依頼(本部で会費を個人ごとに
           台帳整理する)
 
   ii 若手・女性会員対策
    ・本部の取組み(瓊林会活性化対策会議)について説明
     (鈴木事務局長)
   (意見)
    ・福岡支部等で若手対策への取組みについて紹介
      電話作戦や職域の活用
      地道に回数を重ねて実績を増やす
    ・学生へのアプローチ
      学生を準会員として位置づけて、交流を深める
      就職相談に応じる受け皿づくり
        広範な就職受け入れネットワーク化
      企業での経験談等の母校での講演
    ・年代別、サークル別を組み合わせた取組み
 
   iii 新公益法人制度(鈴木事務局長説明)
   ・今後5ヵ年の内に新制度に移行する必要
      瓊林会としては3年度程度を検討中
   ・定款の変更、公益目的支出計画の策定等が必要
   ・税法上は一定の要件を満たせば、従来どおり収益事業
    のみの課税となる
   ・理事会への出席の要件として、委任状は認められず、
    本人出席のみとなる
 
   iv 少人数の会の運営について(香川支部中村支部長説明)
    ・支部総会等で人数が集まらない
    ・他の支部と一緒にやれないか
   (意見)
    ・山陰支部では鳥取、島根が一緒にやっている
    ・持ち周りで、四国内で合同でやれないか
    ・九州では広域懇親会が成功し、各支部の交流が深まった
 
   v 本部会費と支部会費について
     (久留米支部飛永事務局長説明)
    ・支部会費を本部会費と同額(3000円)としているため
     3000円の納入があった場合、どちらの会費か判断に
     迷うことがある
 
   vi 会員の動向について(東京支部伊藤副支部長説明)
    ・特に学部41回以降の落ち込みが顕著
     (学部55・56回は回復)
    ・本部と各支部連携で会員所在状況の総合的調査を
 
  ④ 連絡事項
   i 全国通常総会日時等
     日時  平成21年6月6日(土) 15:30~
     場所  北九州市「リーガロイヤルホテル」
          (JR小倉駅新幹線口)
 
   ii 支部総会
    20年度 大分支部 2/21(土)
    21年度 長崎支部 6/11(木)
           東京支部 7/4(土)
          佐賀支部 11/28(土)
 
 

公開日:2009-02-04

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